ScreenXって?
ScreenXは最新の映画上映システムであり、270度の視界を提供します。
2013年に釜山国際映画祭で初公開され、2015年にはCGVに導入されました。
現在では全世界で200館以上の劇場で導入されており、4D上映システム「4DX」と組み合わせた「4DX SCREEN」として提供されている劇場もあります。
今回、実際のこのスクリーンをグランツーリスモの映画で体感してきました。
映画 グランツーリスモ
映画”グランツーリスモ”は2023年のアメリカ合衆国の伝記ドラマ映画で、同名のレーシングシミュレーションゲームシリーズと、10代のグランツーリスモプレイヤーでありプロのレーシングドライバーとなったヤン・マーデンボローの実話に基づいています。
映画は、ゲームプレイヤーを本物のカーレーサーに育成する「GTアカデミー」の訓練を経て、日産のレーシングチームと契約する権利を得たヤンのストーリーを描いています。
ScreenXを利用して観ることで、270度の視覚体験は新鮮で、映画の臨場感や没入感を高め、現実感を増す助けとなります。
特に興味深いのは、常に270度フルスクリーンで表示されるのではなく、レースのシーンなど、一部のシーンだけをフルスクリーンで表現している点です。
そのため、目が疲れることなく、没頭することができます。
360度 スクリーンのVR バーチャルリアリティとの違い
MetaQuestなどのVRデバイスは360度の視界を提供しますが、長時間の使用は目や頭に負担を与えます。
従って実際に私もMetaQuest2を持ってますが、なかなか継続して利用しようという行動に映しづらい状況があります。
従って、これからのバーチャルリアリティの未来は、状況に応じて投影範囲を変える能力と、PCやタブレット、VRなど複数のデバイスを使い分ける世界が広がることを感じさせます。
そんな未来にどのような需要が創出するのか、少し考えてみると面白いですね。